*** Apacheって [#obda7fcc]

- NCSA httpd 1.3をベースにして、1995年から開発が始まったWebアプリケーションサーバです。~
フリーソフトウェアとして公開されているが、Linuxの普及もあいまってそのシェアは大きく世界で最も使われていると~
いっても過言ではありません。しかもLinuxだけではなく、WindowsやSolaris, FreeBSDなど多種多様なOSに~
移植され使用されてます。

- というかぶっちゃけ、ブラウザで '''http://www.ふにゃらら''' ってやって表示される相手側の仕組みね。

*** Apache の設定 [#td6d597c]

- ローカルのネットワークでもApacheを立てることができます。~
ただサーバ公開する場合は、十分なテスト動作を行ったのちに公開すべきです。変な設定をすると攻撃されかねませんから。~
ということをふまえて設定してみましょ。

: 前提条件 | COLOR(RED){''httpd''}パッケージがインストール((パーケッジの[[インストール方法>パーケッジのインストールの巻]]はこちらを参照))されていることが条件。~
パッケージの確認は、COLOR(RED){''rpm -q httpd''}コマンドで確認できるよ。~

- COLOR(RED){''/etc/httpd/conf/httpd.conf''} 以下の定義値を修正または追加する。
 # サーバ情報の非表示
 ServerTokens Prod
 # サーバ管理者のメールアドレス
 ServerAdmin hoge@sea-bird.org
 # サーバのアドレス
 ServerName 192.168.0.xxx
 
 # 公開ディレクトリの権限を設定
 <Directory />
     Options FollowSymLinks
     AllowOverride None
 </Directory>
 
 # ドキュメントルート以下の設定
 <Directory "/var/www/html">
     # SSIの許可(コマンドExec含む)、CGIの許可、シンボリックリンク許可
     Options Includes ExecCGI FollowSymLinks
 
     # .htaccessの許可
     AllowOverride All
 </Directory>
 
 # サーバの情報を非常時
 ServerSignature Off
 
 # デフォルトキャラセットを無効にする
 AddDefaultCharset Off
 
 # plも・・・
 AddHandler cgi-script .cgi .pl

- 修正が終わったら、COLOR(RED){''/usr/sbin/apachectl configtest''}でhttpd.confの構文チェックを行います。~
''Syntax OK'' って表示されれば問題ありません。
 # /usr/sbin/apachectl configtest
 Syntax OK

- この他にも設定すべき項目は、色々とあります。~
[[日本語版 Apache設定ファイル >http://cc.sakura.ad.jp/apache/beginner/httpd-conf.html]] をみて調整してみてくださいね。

*** Apacheを起動する [#v2aa5a69]
- Apacheを起動する
 # /etc/rc.d/init.d/httpd start
-- Fedora16の場合
 # systemctl start httpd.service

- OSの起動を行なったときにBINDを自動的に起動するように設定する
 # chkconfig httpd on
-- Fedora16の場合
 # systemctl enable httpd.service

*** Apacheのテスト [#f3243a3c]

- 簡単なことです。ブラウザから''http://サーバIP'' って実行してみてみればok~
ここらへんは、ググってみるといっぱいでてくるので詳細はそちらを

*** アカウント毎のウェブディレクトリ公開手順 [#o68fbf9e]

- アカウント毎にウェブディレクトリを公開することができます。~
たとえばURL '''http://サーバIP/~username/''' と実行すると "username" のディレクトリにある~
サブディレクトリからコンテンツを読み出し表示することが可能なのです。

- COLOR(RED){''/etc/httpd/conf/httpd.conf''} 以下の定義値を修正または追加する。
 # UserDir ディレクティブを有効にしてあげます
 <IfModule mod_userdir.c>
     UserDir public_html
 <IfModule mod_userdir.c>
 
 # UserDir ディレクティブの直下でもcgiを起動可能とします
 <Directory /home/*/public_html>
     Options Includes ExecCGI FollowSymLinks
     AllowOverride All
 </Directory>

- "username" のディレクトリにある公開で設定で注意する点が2つほどあります。これを忘れると結構はまります。
-- 各アカウントの公開ディレクトリに、''public_html'' というディレクトリを作成する。
 % cd ~
 % mkdir public_html
 % chmod -R 755 public_html

-- cgiの実行可能なディレクトリは '''~/public_htm/cgi-bin''' なので、このディレクトリも作成する。
 % cd ~public_html
 % mkdir cgi-bin
 % chmod -R 755 cgi-bin

- 上記の設定が終わったら、Apache を再起動する。

*** 参考にさせて頂いたサイト様 [#i8d2aa41]
- [[はじめての自宅サーバー構築 - Webサーバの構築(Apache)>http://www.kaju.homeip.net/apache.shtml]]
- [[日本語版 Apache設定ファイル >http://cc.sakura.ad.jp/apache/beginner/httpd-conf.html]]

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