規格名(別名)	最大転送 速度 (MB/s)	データ幅 (ビット)	最大接続長(m)			最大 接続 台数
			シングル エンド	ディファレンシャル
				LVD	HVD
SCSI-1	5	8	6	6/12(*2)	25	8
Fast SCSI (Fast SCSI-2)(*1)	10	8	3	3/12(*2)	25	8
Fast Wide SCSI (Wide SCSI-2)	20	16	3	3/12(*2)	25	16
Ultra SCSI (SCSI-3)(*1)	20	8	1.5	1.5/12(*2)	25	8
			3	-	-	4
Wide Ultra SCSI (Wide SCSI-3)	40	16	-	-	25	16
			1.5	-	-	8
			3	-	-	4
Ultra2 SCSI(*1)	40	8	-	12	25	8
Wide Ultra2 SCSI	80	16	-	12	25	16
Ultra3 SCSI (Ultra160)	160	16	-	12	-	16
Ultra320	320	16	-	12	-	16

(*1) これらの規格は、「Wide」規格と比較して、先頭に「Narrow」とつける場合がある。
(*2) すべての機器がLVD対応の場合は最大長12m。1台でもシングルエンドのみの機器がある場合は、最大長はシングルエンドと同じ。

シングルエンド single-ended	1本の信号線でデータを転送する方式。「しきい」となる基準電圧より高い場合を「1」に、低い場合を「0」に対応してデータ列を表現する。古くからある方式で、広く普及している。構造が単純でコストが低いが、ノイズに弱く、信号が減衰しやすい。
ディファレンシャル differential	「+」と「-」の2本の信号線でデータを転送する方式。+信号線の電圧が-信号線の電圧より高い場合を「1」、低い場合を「0」に対応させる。機構が複雑なため高価だが、ノイズの影響を受けにくく、信号も減衰しにくい。HVDとLVDの2種類がある。 　 駆動電圧 消費電力 シングルエンド機器との混在 HVD(High Voltage Differential) 5V 高 不可 LVD(Low Voltage Differencial) 3.3V 低 可(混在時はシングルエンドとして動作)