CF-7989 + Solaris8 に関するインストールメモ(2002/03/11) 
 

CF-7989 とは

小型ベアポーンキットで、一躍人気を出しているDOS/Vマシンです。しかし、QUbe3Jと比べたらなんと品の無いことか・・・。まあそれでも QUbe3J の隣においてもいいな?って感じのマシンなので今回は、これに Intel-Solaris8(10/01) を入れてみるレポートをします〜

OS : Sun Solaris Intel  

LAN : Realtek

VideoCard : Xfree86 Video Kit 

 CF-7989

ここで買えるよ MCJ

CF-7989 スペック
CPUタイプ Socket370/FC-PGA
対応CPU Intel(R)Celeron(R) Processor /
Intel(R)Pentium(R) III Processor
チップセット VIA VT8604 チップセット
対応メモリ DIMM×2(MAX 1GB)
ビデオ オンボード搭載 (SAVAGE4 2D/3D)
サウンド AC'97オーディオ オンボード
対応IDE機器 ATA/100対応
LAN 10/100Mbps (Realtek RTL8100X)
拡張スロット PCI×1
拡張ベイ 5インチ×1(フロント)、3.5インチ×2(フロント、シャドウ)
インターフェース IEEE1394×2
外形寸法 270x190x160 mm
電源容量 150W

Solaris8をインストール

1.Solaris8(10/1)を入れる時は、注意が必要です。以下は、その注意点です。

   Text対話形式でインストールする(最終的には、VGA画面でCDEを立ち上げる)

   Lan(Realtek)は、この段階で認識しないので「Network : No」を必ず選択する

   セットアップが完了しても、この段階では、「Solaris Software Companion」はインストールできない 

画面解像度と色数の問題から Java がうまく動作しないため、「Solaris Software Companion」のインストーラーが立ち上がりません。この問題の解決は、Xfree86を設定する必要があります。

Lanドライバーをインストール

1.Realtekダウンロードページ から「RTL8139(A/B/C/D/8130)/810X Family」のドライバーを指定し検索します。検索結果一覧から「Unix:Solaris 7 and 8 driver」をダウンロードするのですが、CF-7989自体に LAN がつながっていないので・・・・今回は CD-ROM で認識させる方法とします。

2.CD-ROMを書けるマシンにて上記ファイルをダウンロード後、zipファイルを解凍しておきます。ライティングソフトを立ち上げ後「CD-ROM(UDF)」を選択し、ISO9660の形式で書き込みます。

3.無事CD-ROMうまく焼けた? 出来上がり CD-ROM を CF-7989 に入れ読めるかどうか確認します。

4.CD-ROMの内容を適当なディレクトリに移し root で「chmod +x Install; ./Install」と実行します。

5.無事成功したら「sys-unconfig」と実行します。

6.今度は、「Network : Yes」を選択しても平気です。

Xfree86 Video Kit をインストール

1.kdmconf 上での ビデオカード設定は、Solaris 標準でサポートしているビデオカード以外は設定することができません。なので Xfree86 とか入れる手もありますが、大事になってしまうので、ここでは Sun から提供されている「Xfree86 Video Kit」 を入れてみます。

2.Xfree86 Video Kit のダウンロードセンターから Based on XFree86 4.2.0 のバイナリーダウンロードします。

3.Lanドライバーの CD-ROM 作成時と同じ様に、ダウンロードしてきたファイルを CD-ROM に書き込みします。

4.CD-ROMの内容を適当なディレクトリに移し 下記のコマンドを実行します。

# gzip -d < xf86_drv_port_bin_403_2.tar.gz | tar xf -
# pkgadd -d . SUNWxf86u SUNWxf86r

5.無事成功したら「kdmconfig」と実行します。だめな人は「Solaris 8 X86でXFree86を使う」を参照のこと。

6.XF86 ??? の ??? 部分に、対応するビデオカードが増えて(かなり)いるので、そこから目的のドライバーを選択します。(ここでは、S3-SAVAGE4)

7.現在動作している CDE環境からログアウトすると♪

8.これでようやく綺麗な画面ですぅ〜 「Solaris Software Companion」 もインストールできるようになります〜。