ホームページをインターネットで公開するとき、ftp で ISP で指定された場所に html 文章などのファイルを置くとと簡単に公開することができますが、それは裏で Web Server と言うプログラムが動いているからなのです。世の中には商用として Web Server は数ありますが、この Apache は GNU版として無償なのです。しかもよくできている! 「この本」 「ここで買う」
Apache は御存知の通りフリーウエアで世界中のありとあらゆるところで使っています。しかしこの「ありとあらゆる」を逆手にとって中には、脆弱性の個所をつつきハッキングしたり、システムそのものを破壊なんてことをする人が多いです。そのため最新版がリリースされたらすぐに対応をした方が望ましいのですが、昨今は最新リリースの中にもバックドアプログラムが仕組まれていたりと、危険きわまりありません。
そこで私が考えるとろこ、最新版が出たらまず「どのように対応したのか」「新リリースで問題は無いか?」など、最低でも1週間程度は、様子をみてから最新版にするのが望ましいと考えます。(smtp, OpenSSH などひどかったー)
Hyper Text Transfer Protocol = HTTPといい、例えば IE(クライアント) から http://www.hoge.com と打った場合、Web Server はアクセス要求のあったクライアントに対し、"index.htm" ファイルを送るよぉ〜っていい、クライアントはその "indexhtml."を受け取り表示手順のことを乱暴ですがプロトコル=手順といいます。実際のところ普通の人は、HTTPの手順など知らず気ままにネットサーフィンなんかしていますが、この方法さえ判れば簡単に、あるサイトが更新されたとか、動画のファイルが存在しているなどわかります。他のメール(SMTP)や、ファイル転送(FTP)なども手順は違いますが、プロトコルに従ってアクセスすれば簡単に相手とお話することができるのです。
1.Apache本体のダウンロードと、そのファイルを展開します。
% cd /opt/local/src
% wget http://www.apache.jp/dist/httpd/apache_1.3.26.tar.gz
% gzip -cd apache_1.3.26.tar.gz | tar xf -
% cd apache_1.3.262.DSO化を行うべきコンパイルオプションと、インストール先ディレクトリを指定します。
% env CFLAGS=-O3 \
./configure --prefix=/opt/local/apache \
--enable-module=most \
--enable-shared=max
% make★.ssl/DSO化のコンパイルオプションは、以下の通り。
% env SSL_BASE=/opt/local/src/openssl-0.9.6c env "CFLAGS=-O3 -DEAPI" \
./configure --prefix=/opt/local/apache \
--enable-module=most \
--enable-shared=max \
--enable-module=ssl3.インストールを行います。うまく最後までいけば以下の様に表示されます。ダメな場合は、問題点を指摘してくれますので指示通り最初から進めてください
% su
# make install
+--------------------------------------------------------+
| You now have successfully built and installed the |
| Apache 1.3 HTTP server. To verify that Apache actually |
| works correctly you now should first check the |
| (initially created or preserved) configuration files |
| |
| /opt/local/apache/conf/httpd.conf |
| |
| and then you should be able to immediately fire up |
| Apache the first time by running: |
| |
| /opt/local/apache/bin/apachectl start |
| |
| Thanks for using Apache. The Apache Group |
| http://www.apache.org/ |
+--------------------------------------------------------+4.Apache の httpd.conf 内容を設定する。
# vi /opt/local/apache/conf/httpd.conf
Port 80
ServerName www5.Apache の起動を行います。
# /opt/local/apache/bin/apachectl start
apachectl start: httpd started6.マシン起動時に自動的に Apache を起動する。
# cd /etc/init.d
# vi apache
# chmod +x apache
# ln -s /etc/init.d/apache /etc/rc3.d/S50apache
# ln -s /etc/init.d/apache /etc/rc3.d/K98apache