RehHat 8.0
インストールに関するメモ(2002/11/25)
もう RedHat も 8.0 までくると、Windowsのインストールの用にハードウエア情報を勝手に読み取って、ネットワークカードなり USBなんかも自動判別してしまうので凄い楽〜♪ なので、普通のディスクトップにインストールするのは面白くないので「VAIO PCG-C1VRX/K」に、RedHat 8.0 を入れてみたです・・・・・・はてさて山あり谷ありか(笑)
VAIO に RedHat をインストールする場合、RedHat 専用としてしまうなら問題ありませんが、既存の OS も残しておきつつデュアルブートにしたい場合は、以下の考慮が必要です。また、なにかの時の為に Windows はあった方が。。。。って、デュアルブートしなさいってことかー。
VAIO に CD-ROM(PCMCIA)を、接続し RedHat 8.0 の CD を入れて CD-ROM ブート・・・。しばらくすると毎度のインストール選択画面がでますが enter キーを押して先にすすみます。インストール先は、未使用パーティションの部分に RehHat を入れます。ここで詳細なディスクの割り当てができますが、もともとの HDD容量が少ないのでデフォルトでインストールしましょう。何事もなければ、あっさり終わるはずです。
もし、間違ったパラメタでインストールしたり、再度 RedHat をインストールしたい場合は、再度未使用パーティションまで状態を戻してからインストール作業を進めた方が無難です。
インストールが正常に終わると、640x480 のログイン画面が表示されるハズです(ログイン方法をグラフィカルに設定)。C1君は、1024x480 という変則なディスプレイになっているので修正が必要です。※以下は、GNOMEでの作業です。
RedHat 7.x では、/etc/X11/XF86Config-4 を編集していましたが、RedHat 8.x では、/etc/X11/XF86Config を修正します。(赤部分を追加します)
Section "Monitor"
Identifier "Monitor0"
VendorName "Monitor Vendor"
ModelName "Unknown monitor"
HorizSync 20.0 - 64.0
VertRefresh 50.0 - 100.0
ModeLine "1024x480" 65.0 1024 1032 1176 1344 480 491 492 525 -hsync -vsync
ModeLine "1400x1050" 129.0 1400 1464 1656 1960 1050 1051 1054 1100 +hsync +vsync
ModeLine "1400x1050" 151.0 1400 1464 1656 1960 1050 1051 1054 1100 +hsync +vsync
ModeLine "1400x1050" 162.0 1400 1464 1656 1960 1050 1051 1054 1100 +hsync +vsync
ModeLine "1400x1050" 184.0 1400 1464 1656 1960 1050 1051 1054 1100 +hsync +vsync
Option "dpms"
EndSection
XF86Config の修正が終わったら、画面設定変更を行いましょう。まず「赤い帽子」−「システム設定」−「ディスプレイ」から、任意の画面サイズを設定しますが、上記で修正した XF86Config の 1024x480 が選択できるようになっている事を確認します。後は、下記の通り設定すればよし。ちなみに VAIO PCG-C1VRX/K の場合のハードウエア情報を超えての値を設定することができないので注意が必要です。(インストールするマシンのハードウエア情報を必ず確認しておく)
最終的には、こんな感じでーす XF86Config
水平同期範囲、色の深さを間違えると最悪ディスプレイが壊れる可能性があります。
[ディスプレイ]タグ
・解像度 1024x480
・色の深さ 数千のカラー(16ビット)
[高度レベル]タグ
モニター の 「設定」
・水平同期範囲 20.0-64.0
・垂直リフレッシュルート 50.0-100.0
ビデオカード の 「設定」
・ビデオカードタイプ ATI Rage Mobility
・ドライバー ati
VAIO PCG-C1VRX/K に、RedHat をインストールする場合、CD-ROM装置からインストールするため、ネットワークカードのデバイスインストールが正しくできていません(PCMCIA カードスロットが、1つしかないため)。
と思いつつ、PCMCIA カード「corega FastEther PCC-TX 100/10M LAN PC Card」を、カードスロットに差込むと「ぴぽ!」って音がするので、なんか認識しているみたいなんですね・・・・・。下記のメッセージが、/var/log/message に表示されていれば、OS がネットワークカードのハードウエアを認識していますので問題ありません。
localhost pcmcia: Starting PCMCIA services:
localhost cardmgr[xxx]: socket 0: Corega PCC-TX Fast Ethernetネットワークカードが認識していれば、あとは設定だけです。設定の変更は、「赤い帽子」−「システム設定」−「ネットワーク」を実行し、以下の情報を設定します。
[デバイス]タグ−追加
デバイスタイプの選択
・イーサネット接続 を選択
・[D-Link DE-650/Linksts EthernetCard (NS8390) PCMCAI]が自動的に認識されている
・ネットワークの情報を記述設定が終わったら、ネットワークの起動を行い、ネットワークが正しく動作しているか確認します。
% ifconfig
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:F4:5E:1A:2C
inet addr:192.168.0.21 Bcast:192.168.0.255 Mask:255.255.255.0
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:4 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:2 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:100
RX bytes:752 (752.0 b) TX bytes:684 (684.0 b)
Interrupt:3 Base address:0x300
lo Link encap:Local Loopback
inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0
UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 Metric:1
RX packets:202 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:202 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:0
RX bytes:12946 (12.6 Kb) TX bytes:12946 (12.6 Kb)