CVSサーバ認証方式(pserver,
ssh)に関するメモ(2003/05/14)
CVS (Concurrent Version System) サーバの認証方式として、pserver(rsh)と、sshによる認証方式があります(他にもありますけど)。両者の違いは、apacheに付属する htpasswd というdes方式のパスワードをテキストにより管理するpserverと、ssh認証によるパスフレーズ管理の sshとあり、運用が楽なのは pserver 、その逆は ssh と覚えておけばよいでしょう。
ここではサーバを cvs.hoge.jp、ユーザ(pserverアカウント)を hoge だとします。※ /bin/csh を使っています。
1.環境変数を設定します。毎回設定するの面倒なんで、".cshrc"にでも入れておきます。
setenv CVSROOT :pserver:hoge@cvs.hoge.jp:/home/hoge/cvsroot
2.pserver にログインします。あとの作業は、通常のcvsコマンドと同じです。
% cvs login
サーバを cvs.hoge.jp、ユーザ(unixアカウント)を hoge だとします。注意点として、接続先サーバには、ssh による設定が既に済んでいるものとします。
1. レポジトリ登録するディレクトリに移動します。ここでは、hoge ディレクトリとして話を進めます。hoge ディレクトリには、hoge.java ファイルがあるとします。
setenv CVSROOT :ext:hoge@cvs.hoge.jp:/home/hoge/cvsroot
setenv CVS_RSH ssh2.通常のcvsコマンドとを実行すると、毎回パスフレーズを求められます。
% cvs checkout -d hoge_dir hoge-cvs
Enter passphrase for key : ← パスフレーズ
cvs server: Updating hoge_dir
U hoge_dir/oooo