Cygwin(Setup 2.340.2.5)のインストールメモ(2003/09/04) 
 

必須環境

・ftpサーバから Cygwin のパッケージをダウンロードしていること

・Windows2000 Professional で説明している

Cygwinをインストールする

1) 先に Cygwin からダウンロードした setup.exe を再度起動します。下の画面が表示されたら "次へ"ボタンを押下して次に進みます。

2) もう、ftpサーバからパッケージファイルをローカルにダウンロード済みなので、ここでは "Install from Local Directory"のラジオボタンを選択して、"次へ"ボタンを押下して次に進みます。

3) インストール先を選択しますが、ここで指定するディレクトリは Cygwin 使用時環境のルートディレクトリとなります。"DefaultTextType" は改行形式の指定ですが、特にWindowsファイルと共有したりと特殊な事をしない限りは、デフォルトの "Unix" のままにします(Dos系とUNIX系では、改行コードが違います)。 "InstallFor" は、Cygwin 使用者を指定しますが、後々の事を考えてデフォルトの "All" でにします。準備ができたら(?)、"次へ"ボタンを押下して次に進みます。

4) ftpサーバからファイルをダウンロードし保存した場所を、"Browse..."ボタンを押下して指定します("c:\temp\cygwin")。問題がなければ "次へ"ボタンを押下して次に進みます。

5) ここでは Cygwin にインストールするパッケージを指定します。デフォルトの設定では、最低限のパッケージしかパッケージインストールしませんので、個々機能を明示的にインストールするには「+機能名」となっている「+」を押して、個々のパッケージをインストールするように指示してください。ちなみに個々のパッケージ名の先頭に「skip」と表示されている場合は、そのパッケージはインストールされません。始めは何も考えずそのまま "次へ"ボタンを押下して次に進んでも構いません。「削除」="Uninstall" は、再度 setup.exe を実行し、この画面で再設定することができますので、後から日本語化対応のパッケージ等を入れる場合にも、苦労はしません(はず)。

5') 個々のパッケージを選択する場合、"View"ボタンを押して一覧にすると見やすいです。ここで例ですが、vim をインストールする場合、"Bin?" にあたる場所を レ印しましょう。これでパッケージ(バイナリ)がインストールされます。そんでもってソースも欲しい人は、横の "Src" にも レ印するとソースもインストールされます。

6) さてさてもう後戻りできません(うそ)。先ほど指定したパッケージを自動的にインストールしますので、そのまま静観しましょう。

8)  しばらくすると Cygwin のインストールが終わって、デスクトップおよびスタートメニューにショートカットを作成するか?と聞いてくる画面が表示されますので、好みに応じてチェックボックスにレ印をつけます。あとは "次へ"ボタンを押下して次に進んで終わりです。

9) 全ての操作が終わると、"Installation Complete"画面が表示されます。すごいお疲れさまでした・・・・もうこれで貴方も Linux 使いです(嘘)。ちなみにこのデフォルトの状態では、Cygwin を使うには、シェルの環境設定もされていないし、いろいろと不便です。この後は、各環境設定を紹介しますので、自分で良いと思った設定を色々と試してください♪。Let's Linux ですね。