・Windows95/98/me/NT/2000のいわゆる、WinX系であること

・メモリ、ディスク容量は微々たるものだが、余裕があればメモリは256MB、ハードディクスは1GB位あればいいのではないか（DIMM-256MBのメモリ\5,000切ったし）

・ネットワーク環境は必須ではないが、あった方がいい

Cygwin とは WinX系(Win32 環境) 上で、UNIX コマンドを使用できるように移植された ツール郡です。と言ってもりっぱな Linux 環境を持ち、Windows 上では提供されていないシステムコールや関数(fork、spawn、 シグナル、select、ソケットなど)を提供し、実際この Cygwin で Apatch や X86 など動かしていらっしゃる人が大勢います。

また、家のマシンに Linux いれて UNIX を勉強したいけど、RedHat や Vine を入れる程ではないしとか、ノートで容量がないとか、パーティション切るの面倒とかありますよね。そういう面倒な人にとってこの Cygwin はぴったりです。開発環境としても、gcc あり vim ありと豊富に揃っていますし漢字も多少は使えたり、まあこれからが楽しみなツールです。

1) Cygwin の１次配布先から setup.exe を、自分のマシンにダウンロードします。（先に Cygwin のファイル保存先ディレクトリを作っておくといいかもしれない）

2) ダウンロード（ここでは、c:\temp\cygwin に）した setup.exe を実行すると以下の画面が表示されるので "次へ"ボタンを押下して次に進みます。途中でインストールするのが嫌になったら "キャンセル" ボタンを押下すればインストールが中断されます。

3) ここでは、ftpサーバからファイルを「ローカルにファイルをダウンロードする」、「直接ftpサーバからインストールする」、「ダウンロード済みのファイルをインストールする」を聞いてきますので、後の事（その他のマシンにインストールするとか）も考え "Download from Internet"のラジオボタンを選択して、"次へ"ボタンを押下して次に進みます。

4) ftpサーバからファイルをダウンロードし保存する場所を、"Browse..."ボタンを押下し、"c:\temp\cygwin" とし選択します。問題がなければ "次へ"ボタンを押下して次に進みます。

5) ここではftpサーバとの接続方法を指定します。で聞いてくるのは「IEの設定を使う」、「直接接続する」、「proxy経由で接続する」なので、FireWallで守られた環境以外がふつうーなんで、ここでは「IEの設定を使う」 "Use IE5 Setings" ラジオボタンを選択して、"次へ"ボタンを押下して次に進みます。

6) ここでは Cygwin のファイルを不ダウンロードするftpサーバ一覧が表示されるので、近くのftpサーバを指定します。普通は、"*.ne.jp" でいいでしょう。ftpサーバを選択したら "次へ"ボタンを押下して次に進みます。

7) さてもう一息です。ここでは、ダウンロードするパッケージ（ファイル）を選択します。右上の [Prev]/[Cur]/[Exp] ボタンをクリックすると、一度にまとめて「前のバージョン」、「現行バージョン」、「テストバージョン」 を指定することができます。
デフォルトの設定では、最低限のパッケージしかパッケージダウンロードしませんので、個々機能を明示的にダウンロードするには「+機能名」となっている「+」を押して、個々のパッケージをダウンロードするように指示してください。ちなみに個々のパッケージ名の先頭に「skip」と表示されている場合は、そのパッケージはダウンロードされません。全ての準備が整ったら、 "次へ"ボタンを押下して次に進みます。

7') 個々のパッケージを選択する場合、"View"ボタンを押して一覧にすると見やすいです。ここで例ですが、vim をインストールする場合、"Bin?" にあたる場所を レ印しましょう。これでパッケージ（バイナリ）がインストールされます。そんでもってソースも欲しい人は、横の "Src" にも レ印するとソースもインストールされます。

8) もう後戻りできません（うそ）。後は先ほど指定したパッケージを自動的にダウンロードしますので、終わるまでお風呂に入ったり、パチンコに行ったりしながら待ちましょう。約40MB位ありますので結構時間かかります・・・・。

9) 指定された全てのパッケージがダウンロードし終わると、"Download Complete"画面が表示されます。この後は、いよいよダウンロードしたパッケージをインストールします。